過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
718:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/25(水) 17:58:00.83 ID:JyuEt+7B0
絆はそうはっきりと言って、
絃に向けて銃を振り上げ、引き金を引いた。

彼の頬をかすめて銃弾が通り抜ける。

「……絆ぁ!」

一拍遅れて激昂した絃が、
構えていた銃の引き金を引いた。

パンッ、と軽い音がして絆の脇腹に弾が着弾する。

もんどり打って地面に倒れ、
絆は内蔵をぐちゃぐちゃにかき回される痛みに悶絶し、
込み上がってきた血の塊を口から吐いた。

「……最後の警告をするのはこちら側だ。
言うことを聞け。そうすれば悪いようにはしない」

絃はそう言って、ポケットから金色に輝く
正方形のキューブ体を取り出した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/718 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice