過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:46:47.71 ID:pjq4rUFZ0
フォロントンでの戦いから、
すでに半年が経過していた。
体の怪我は殆どが完治していた。
まだ若干指先に障害が残るものの、
今の医療技術には舌を巻かされるばかりだ。
――死星獣は、いなくならなかった。
フォロントンの拠点を撃滅したといえ、
新世界連合の残党も、
いなくなったわけではなかった。
世界中に散らばり、
今度はスラムの人間と結託して戦争を起こしている。
死星獣も変わらず出現はしていたが、
絃が天使一号を使ってやったような
極端な出現は、もうなかった。
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