過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
↓
1-
覧
板
20
331
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/04/29(日) 00:28:50.87 ID:SbSAdX8/0
「って!このままじゃあ私達、あいつ突っ込んじゃうってこと!?」
「そうなるわ。……このままじゃ、良くて相打ちじゃない」
そんな事実は認められない。認めていいはずがない。
それでもグランドフィナーレは敵と認めたバイドへと機首を向け、自身を波動砲と化して突き進む。
機体の制御は失われている。そしてまどかの防御も健在。
結果として何一つグランドフィナーレを阻むものはなく、最後の時を迎えようとしていた。
「そんなこと……させないっ!!」
そして、まどかはそれを拒んだ。
光が弾け、グランドフィナーレの姿が消える。
次の瞬間には、再び離れた場所へとその姿が出現していた。
だが、しかし。再びグランドフィナーレは敵を認めて突き進む。
このままでは同じことの繰り返しである。
「くっ……スゥちゃん、お願いっ!」
まどかの力では、訪れる最後を引き伸ばすことしかできない。
だからまどかはスゥを頼った。きっとどうにかしてくれると、そう信じていたから。
「ええ、やってみるわ」
そしてスゥは、全人類の、そしてまどかだけの英雄は、その言葉に答えた。
「これがわたしの魔法なら……もう一度、わたしに力を貸してっ!
あいつを倒す為の力を、まどかと一緒に生きていく為の、力をっ!!」
強い意志を込めて願う。その願いは、意志は、再び彼女の魔法を発現させた。
その魔法が導くのは、進化。窮地を好機に変え、困難を乗り越える為の、力。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
567Res/572.13 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1332489408/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice