過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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410: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:21:34.57 ID:7AO1ihg40
「織莉子、私は戦う。私や織莉子をここまでコケにしたんだ。あいつらはその報いを受けるべきだ。
 織莉子はどうするんだい?やっぱり人間相手は……」

織莉子の戦う理由は、正義のため。世のため人のため。
だとすれば、その力を同じく人に向けるのは恐らく大いに躊躇うべきことだろう。
以下略



411: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:22:54.23 ID:7AO1ihg40
――Epilogue of Kyoko Sakura――


「あとどれだけの時間が、あたしには残されてるんだろうな」

以下略



412: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:23:51.67 ID:7AO1ihg40
宇宙の片隅、それなりに蓄えはあったにせよ、年端も行かない少女が二人で生きていくにはやはり世間は厳しかった。
目減りしていく蓄えが、日々の不安を募らせて。ついに杏子は再び戦うことを選んだ。
それは仲間を守るためでも、バイドを討つ為でもなく。ただ彼女とさやかが生き延びるための戦いだった。
丁度その折地球連合軍から各コロニーへの干渉が始まっていたこともあり、リリシアンもまた自衛の為の戦力を必要としていた。
杏子はリリシアン自警団の一員として、再び戦場に舞い戻ることとなる。
以下略



413: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:24:36.32 ID:7AO1ihg40
「……まあ、見ての通りだ。佐倉杏子。お前さんの身体は、もうとっくに死んでおる」

その初老の男性は、杏子の身体を舐めるようにジロジロと見回して
それからさぞ興味深いとでも言った風に、杏子にそう告げるのだった。

以下略



414: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:25:06.78 ID:7AO1ihg40
「じゃあ……あたしはこのまま、ずっと普通に生きていけるってことなのか?」

「それは分からん。お前さんの話によれば、恐らくお前さんの身体を動かしている魔法の力は
 お前さんが生み出しているものではなく、願いによって与えられたものなのじゃろう。
 となれば当然、それが尽きてしまえば……どうなるかは、言うまでもあるまい」
以下略



415: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:26:37.33 ID:7AO1ihg40
「変わらん……さ。お前さんも、あの戦場を見てきただろう。
 五秒後、十秒後。自分が確実に生きていられる保障があったか?絶対に自分が死なないと……言い切れた、か?」

杏子ははっとなったように目を見開き、自然とその手から力が抜けた。

以下略



416: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:27:12.54 ID:7AO1ihg40
「しばらくはR戦闘機のデータを流用した無人兵器の開発が行われるだろうが、あくまでR戦闘機は有人機。
 いずれは違う形に取って代わられるだろうな。……今更だが、なんだか寂しいものだ」

「にしても、いいのかよ。そんな機密をあたしなんかにべらべらと」

以下略



417: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:35:34.02 ID:7AO1ihg40
今日のところはここまでです、後半はまた後ほどということで。
バイドとの戦いを終えて尚、人は愚かにも争いを繰り返すのだそうです。

>>373
まあ、地球に帰ってくるときにほむらちゃんは生き返っただけなので。
以下略



418:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/05/10(木) 23:04:06.55 ID:z3ARamOm0
行き着く先は家畜人ヤプーのイース帝国かもな・・・


419:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/11(金) 00:40:44.90 ID:miRxe5Moo
まさかここでディザスターが出るとは・・・。

グランゼーラが新しくジャミングを開発ってことだけどアンチェインドサイレンスとかはバイド戦役時はなかったのか


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