過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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50: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:10:09.94 ID:fPUg4sSN0
「……わかりました!それじゃまどかの様子を確認したらすぐに駆けつけます。
 それまで、どうか無事でいてください、マミさんっ!」

そしてカーテンコールが速度を上げた。
まずは先行している部隊に合流し、進路の変更を伝えなければならない。
そしてそのまま、まどかの元へと向かう。
カーテンコールを最大速度で飛ばせば、そう遠からず追いつくことはできるはずだった。
ラストダンサーほどではないものの、このカーテンコールも常識的なR戦闘機の範疇において
十分に革新的ともいえるほどの性能を有していたのだから。

「ええ、私もできる限り急ぐわ。……必ずまた会いましょう、さやか」

再会は、思いがけず短い時間で終わってしまう。
けれど、これを最後にするつもりはない。必ずまた出会うために。
全人類が生きて明日を迎えるために。今は敢えて、別々の道を行くのだ。
そして、二つの光はそれぞれの道を往く。
さやかはまどかの下へ、そしてマミは新たな合流場所を目指して。
新たな合流場所は、既にさやかに報せてあった。
さやかなら必ずやり遂げてくれると信じて、マミは新たな合流場所へと目指して飛んだ。

現在地球連合軍及びグランゼーラ革命軍による連合軍は、火星周辺宙域にてバイドと交戦を行っている。
グランゼーラ革命軍が保有していた戦力は、地球連合軍の予想を遥かに上回っており。
その力もあり、今のところ戦況は優位に進んでいた。
だが、バイドは今も太陽系の各所にて増殖を続けている。
その大量のバイドが一斉に襲い掛かってくる前に、英雄が全ての決着をつけてくれることを祈るしかなかった。

その時までただ耐え続けること。押し寄せるバイドを倒し続けること。
それが、人類に許された最後の抵抗だった。


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