過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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◆2PnxfuTa8.
[saga]
2012/03/30(金) 23:03:13.41 ID:kkKQA7J30
「……着いたぜ」
あるものは馬
あるものは自らの足
酔狂な悪魔憑きはウルヴィーのように車やバイクを改造してやってきている
立ち並ぶ屋敷と様々な商店
祭りの期間だけはこの幽世も賑やかとなる。
「あれ?もうですか?」
とある屋敷の前で車は止まる。
眠そうなまぶたをこすりブギーはあくびをする。
クラインは珍しい風景に目を輝かせていた。
コンコン、車のドアをノックする音。
「ジャックおじ様、お待ちしておりましたわ」
「よう、九曜か。…………ふぅん、人間のくせにまた強くなったな
昔より更に良い魔力じゃあねえか」
「おじ様、私実家とは縁を切った身の上ですので朔夜とお呼びくださいませ」
黒い帽子に長いローブ
まさに魔女といった風体の少女がいつの間にか車の側に立っていた。
「私は魔術師、朔夜と名乗らせていただいています
妲姫様からの使いとしてあなた達をお迎えに上がりました」
ブギーは曖昧な笑顔を帰す。
「それは良いがこの屋敷、駐車場はあるかい?」
「ええ、ご案内致しますわ
この場所は人払いがされているので基本的に監視や尾行の心配はありませんから楽になさってください」
愛想良さげな表情で朔夜は屋敷の門を開けてブギー達の乗る車を導いた。
【ブギーマンは笑ってる 第十一話「男同士のイチャイチャとか作者の性癖的に限界が来ているから誰か助けて」】
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