過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/03/30(金) 01:22:46.48 ID:/gtP5Ro00
「な、っ。う、わぁぁぁっ?!」
そしてそのまま、その何かは少年の身体を絡め取っていく。
それは水。水が触手のような形をなして、少年の自由を奪った。
これが私の本当の魔術。自分の魔力を込めた水を混ぜ込むことで、それよりもずっと多くの液体を操ることができる。
術分類で言えば支配。能力で言えば液体操作、といったところだろうか。
「まったく、子供が持っていい玩具じゃないだろうに。こんなもの」
四肢を水の触手に絡み取られ、身動きの取れない少年をよそに。
私はゆっくりと、悠然と歩き。取り落とされたショットガンを拾い上げた。
結構重い。
「持って帰ろうかな、と思ったけど。流石に置いておく場所ないかな」
片手で構えてみる。次は両手で。
狙いをつけるようにしてみたけど、ショットガンじゃあそんな必要も無いか。
あ、少年が何か凄い目つきで私を見てる。
日本人じゃないのだろう、その顔つきは普通に可愛い。
「でーも、折角持ってきてくれたんだし、試しに撃ってみようかな」
銃口をふらふらと揺らして、少年の額に押し付けてみた。
「く……っ、う、撃つなら、撃てよぉっ」
格好いいこと言うじゃないか。
「じゃあ遠慮なく」
引き金に指をかけた。
「ひ……っ」
死の恐怖に怯える声。
ぎゅっと閉ざされた瞳。そっちのケは無いはずだが、随分とこう、そそられるじゃないか。
叫び声も聞いてみよう。
額から銃口を外して、そのままショットガンを放り投げた。
地面に落ちる重い物。その音と同時に。
ボキリと、なにやら鈍い音がして。
少年の足に、関節が一つ増えていた。
「っっっぃ、っぎぁぁぁああぁっ!!?」
ああ、いい声だ。
もっと聞きたい。次は腕にしよう。
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