過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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◆2PnxfuTa8.
[saga]
2012/03/30(金) 23:00:18.66 ID:kkKQA7J30
「これは餞別
俺が人間だった頃に使っていたもんだ」
ウルヴィーが棒を振るとあっという間にそれは槍になる。
「こっちの槍も中々悪くないが……まあ気分で使い分けてくれ」
リュックにその二つを入れてウルヴィーはアリアに渡す。
「着替えと明日の日付の航空券も一応入れておいた
とりあえず生きろ
生きて……できれば目の前で苦しむ人を助けてやれ
あんたの上司は咎めてもあんたの神はそれをお喜びになるだろうよ」
「……何故私にここまで?」
「正義の味方の真似事さ」
「……お礼は言いませんよ」
リュックを受け取って背負い、アリアは立ち上がる。
「構わん、自己満足だからな」
ウルヴィーは彼女の為に道を開ける。
「……お礼は、私が自分の道を見つけた時にでもさせて頂きます
その時には生きてお礼を言いに来ます」
「何、世界は狭い、生きていれば会うこともあるさ
バスを使えば空港まではすぐだ」
アリアは振り返ることなくその部屋を出る。
ウルヴィーも彼女の方向を見ることなく手を振る。
「……さて、あの爺さんのところにアクセサリーを取りに行くか」
友人から頼まれていたアクセサリーの受け取りを思い出して、
彼は愛車のランボルギーニの入っている車庫に向かった。
【ブギーマンは笑ってる 第十話「ウルヴァリン」 続】
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