過去ログ - 阿良々木暦「怪異なんて、本当はいないのだから」
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[sage]
2012/03/27(火) 00:17:34.39 ID:0avADKRHo
両親の悲しみは相当なものだった。
毎日たくさん泣いていた。
否、長男の僕が悲しんだのが決め手だったのかもしれない。
僕こそ、たくさん泣いていたのだった
僕にたくさん謝っていた気がする。
「数日が経ってからだったかな?
毎日の食事の時間に月火ちゃんにミルクを与える時間を作ったんだ。
誰が始めたのかはわからない。両親だったかもしれないし、親戚の誰かもしれない、僕かもしれない。
月火ちゃんの食事の時間には、その日の月火ちゃんに起こった出来事をみんなで話すんだ。」
これは今でも、阿良々木家の夕飯には欠かさず行われている。
僕の家の当たり前の光景だ。
「ミルクの時間は離乳食の時間になり、次第に毎日の夕食には月火ちゃんの食事を用意して、
月火ちゃんのエピソードを語るのが日課になった。」
「陰膳、とは違うね。そこまでいくと」
そう、これは月火ちゃんとの夕飯だ。
家族の団欒なのである。
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