過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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291: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:27:21.72 ID:tOv9yjbAo

 そう聞いて、さやかは胸を撫で下ろした。
 食事を手伝えなかったのは残念だが、邪魔にならなかっただけで良しとしよう。
普段は家族の来る時間と被らないようにとか、訪ねる時間にも気を使っているのだが、今日はそんな余裕もなかった。
理由は勿論、魔女と魔法少女、ホラーと魔戒騎士の説明会。そして魔女退治の見学と、その後始末である。
以下略



292: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:29:14.15 ID:tOv9yjbAo

 直後、さやかは密かに肩を落とした。
 長い付き合い故に知っている。彼は、この手の台詞をごく自然に、しれっと言ってのけるのだ。
 つまり、深い意味はない。

以下略



293: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:33:38.18 ID:tOv9yjbAo

「もう、しょうがないな。いいよ、なに?」

「学校とか、最近どうかなって。何か変わったことはあった?」

以下略



294: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:35:12.68 ID:tOv9yjbAo

「あ、それから――」

 言いかけて、さやかは口を噤んだ。
 朝に目を釘付けにされ、夜に劇的な再会を果たし、最も鮮烈な印象をさやかに焼き付けた男性。
以下略



295: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:36:33.58 ID:tOv9yjbAo
 
 恭介が首を傾げた。
 帰ると言ったにも拘らず、さやかがイスから立たないからだ。
 さやかは思い詰めた表情で俯いていたが、やがて意を決して顔を上げた。 

以下略



296: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:38:56.94 ID:tOv9yjbAo

 良く言えば前向き、悪く言えば逃避かもしれないが、
さやかは彼が復活の為に必死にリハビリに励んでいると知っている。
 だからこそ、さやかの答えも決まっていた。

以下略



297: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:41:05.90 ID:tOv9yjbAo

 ほっと息をつくさやか。
 不安は、恭介が軽く笑い飛ばしてくれた。そういえば、そんな話は聞いた覚えがあるような。
やはり杞憂に過ぎなかったのだと気を取り直した。

以下略



298: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/11(月) 02:53:05.42 ID:tOv9yjbAo
ここまで。次こそ2話も終わり
恭介や仁美も自分なりに掘り下げられたら
体調不良やらで2週も開いてしまいました
やっぱり切りの良し悪しに拘らず週一は厳守のペースに戻したいと思います

以下略



299:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]
2012/06/11(月) 06:31:08.33 ID:HR/zfzQAO
きてるー!
乙なんだよ


300:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[sage]
2012/06/11(月) 12:40:15.89 ID:2BgTqtxP0
乙であります。

なんか恭介が板尾みたいなことを言い出したぞ・・・。



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