過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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◆ySV3bQLdI.
[ saga]
2013/02/05(火) 02:53:59.69 ID:bSU8f1Sbo
「よほど楽しくて覚めたくなくなる夢か……」
――いや……それなら、こんな辛そうな表情はしないか。
この顔を見るに、辛くても目を背けられない、向き合わざるを得ない幻。
なかなか覚めないのは、終わりがないから、だろうか。そんなふうに思った。
悔やんでも悔やみ切れない、かと言って、どうすればよかったのか。
延々と答えの出ない自問を繰り返している。
例えるなら、そう――零にとっての"あの夜"の出来事のような。
『さぁ? 見当もつかない。
でも彼女が魔法を掛けているのだとしたら、ホラーと同じ幻ではなく、
別の……彼女のイメージに因るでしょうね』
彼女の過去。
興味がないと言えば嘘になるが、知る必要も、その資格もない。
誰にだって触れられたくない過去はある。
もし、そこに踏み入る資格があるとするならば、
何があろうと、とことん付き合う意思を持つ者だけ。
あらゆる弊害を受け止める覚悟を決めた者だけだろう。
そして、零にはそんなつもりは毛頭なく、だからこそ軽々しく口にできる。
「何にせよ、これじゃ埒が明かない。頼んだぜ、シルヴァ」
『いいの?』
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