過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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146: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:01:58.10 ID:h7sEMOtHo
サキュバスA「……あら、ちょうど陛下が来たわね」

サキュバスB「!?」

勇者「…何の話をしてた?」
以下略



147: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:02:44.27 ID:h7sEMOtHo
サキュバスA「それにしても、改めてご尊敬申し上げますわ」

勇者「ん?」

サキュバスA「仕事の手を休めて窓から拝見させていただきましたが……まさか、彼女相手に勝つなんて」
以下略



148: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:03:14.91 ID:h7sEMOtHo
サキュバスB「…良かったです」

勇者「何だ?」

サキュバスB「陛下が勝ってくれて。……あんまり、あぶない事しないでください」
以下略



149: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:04:39.30 ID:h7sEMOtHo
サキュバスA「まぁまぁ。……それは置いておきまして、陛下の呪文を見たのは初めてでしたわ」

勇者「そうだったかな」

サキュバスA「あの轟音は、今も忘れ得ません。恥ずかしながら、驚いて暫し固まってしまいました」
以下略



150: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:05:13.57 ID:h7sEMOtHo
サキュバスA「ところで陛下、どこかへご用があったのでは?」

勇者「あぁ、そうそう。ちょっとワルキューレの見舞いにな」

サキュバスA「見舞い?……何かありましたの?」
以下略



151: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:05:40.22 ID:h7sEMOtHo
ワルキューレの部屋の前

勇者「という訳で、見舞いに来たけど」

メイド「陛下?……御自らですか?」
以下略



152: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:06:12.41 ID:h7sEMOtHo
夕餉を終え、しばし休息した後、彼の部屋を訪れる者があった。
ノックの音に勇者は読みかけていた本を置き、入室を促す。

勇者「……入れ、堕女神だろ?」

以下略



153: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:06:39.84 ID:h7sEMOtHo
その姿勢のまま、殊更にゆっくりとベッドへ近づく。
一歩ごとに、彼女の表情が崩れていき、歓喜と熱情に中てられていった。
尻に感触を覚えた頃には、既にベッドに横たえられていた。
膝裏と背中の温もりが消え去るが、喪失感は無い。
何故なら、目の前に――覆いかぶさるように、包み込むように彼の存在があったからだ。
以下略



154: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:07:31.36 ID:h7sEMOtHo
―――――4時間後

勇者「………酷すぎる」

堕女神「は…?」
以下略



155: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:09:05.62 ID:h7sEMOtHo
勇者「何だ、気になるのか」

堕女神「……秘密と仰るのなら、それでも」

勇者「いや。……簡単な問答だよ。そして答えを持っている者はいない、な」
以下略



156: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 04:09:48.12 ID:h7sEMOtHo
勇者「随分と、人間を買うんだな」

堕女神「今でも、私は人間達を愛していますよ。……貴方が、教えてくれた事です」

勇者「あぁ。……そうだった、な」
以下略



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