過去ログ - 星空みゆき「ガンプラビルダーズ!」
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13:ヤン[sage]
2012/03/27(火) 15:43:53.09 ID:9H8okBD00
 GNビームライフルのトリガーを引きながら、みゆきはダブルゼータに突撃した。

「その意気や!喰らいぃ!」

 ビームを避けながら、あかねがダブルビームライフルで応戦する。

「このっ!」
 地面すれすれまでアストレアを下降させ、ダブルビームライフルをかわす。
 そしてそのままZZを追い抜いた瞬間に着地、振り向き様にNGNバズーカを発射した。

「ちぃ!」
 ZZも振り向き、左腕側面のシールドでバズーカ弾受け止めた。だが、シールドは無残にもボロボロと崩れ落ちる。

「しもたぁ!これじゃ変形できへん!よければよかったぁ〜!」

 あかねが叫んだ。HGUCZZはGフォートレスという爆撃機形態に変形できるのだが、腕のシールドが翼変わりなのだ。これでは飛行は出来てもバランスが悪く、満足な操縦が出来ない。

「やったぁ!HGUCダブルゼータは干渉する箇所が多いから、動きがにぶいんだよね!」
「やりおったな〜!やり返したる!」

 そう意気込むあかねだが、内心はやや焦りを感じていた。
 相手のキットを一目見ただけでそのキットの弱点を把握する知識。転校初日の自己紹介や、迷子になった時に見せた頼りない顔からは想像できない。かなりのガンプラバトルを潜り抜けていると見た。腑抜けていたのはこっち、ということか。あかねは自分を叱咤し、機体をアストレアへきっちりと向ける。
 ZZの左手にハイパービームサーベルを持たせる。これなら、交差際で振り回せば致命傷には至らず
ともダメージは与えられる加えて、右のサーベルはキャノンとして、アストレアに向けた。

「本気でいくで!」
「落とす!」

 少女達の覇気が激突した時。

「え〜い!」

 緑色のビームと共に、戦場には似つかわしくない、黄色い声が聞こえた。


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