過去ログ - 星空みゆき「ガンプラビルダーズ!」
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33:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 12:55:01.03 ID:F3Gya1gL0
「うわ〜、すご〜い!!」

 模型店ユニコーンのショーウィンドウの前で、みゆきは感嘆の声をあげた。模型店ユニコーンで開催されたガンプラコンテストで、やよいの作品が中学生クラス3位に入選したのだ。

「そ、そんな事ないよ・・・」
「謙遜すんなや、やよい!これは自慢してもいいことやで!」

 あかねがやよいを元気付ける。

「あ、ありがとう・・・」
「なんで泣きそうになるん!?」
「な、泣いてないもん!」
「でもすごいよね〜。やよいちゃんのHGドラド!」

 やよいが製作したドラドは、黒と金色を主体に銀のアクセントが入っていた。そして、企業ロゴのオリジナルデカールが貼られていた。その様は特撮ドラマのヒーローを髣髴とさせる。

「色の発色もいいし、デカールもあるなんて!」
「親がプリンタースキャナー買ったから、それで作ったの」
「やよいはエアブラシも持っとるから、塗装がめっちゃ上手いねん」
「いいな〜」

 みゆきが憧れの眼差しでやよいを見つめる。
 エアブラシは初期投資が高い。安価の入門用エアブラシもあるが、エアー缶の維持費高いこと、エアブラシ本体の調整が難しいという理由のため、プラモ製作を続けるなら本格的なコンプレッサーとエアブラシは欲しい所だ。だが、最低でも3万円は掛かる弱点もある。中学生でエアブラシを所持しているやよいは珍しい部類になる。

「は、恥ずかしいよぉ・・・」

 モジモジと体をくねらせるやよい。

「ああ!恥ずかしいねぇ〜」


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