過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:15:25.29 ID:H1x2My9B0
春原の部屋の扉を開ける。なかでは、相変わらず春原がヘタレていた。

朋也「なんだ、おまえは。エンジョイしに行ったんじゃなかったのか?」
春原「一人でゲーセンに行って、なにが楽しいんだよ……」
朋也「まぁ、そうひねくれるなって。放課後は俺、忙しいけどさ。夜になったらいつも通りここに来て、おまえをいじめてやるから」
春原「それはよかったですねぇっ!」

床に適当に座る。

朋也「あ、悪い、お茶」
春原「だから、でねぇよっ」
朋也「なんだよ、サービス悪ぃな……」
春原「おまえは一体ここが何の部屋だと思ってるんだよ!」
朋也「え?気兼ねなく弁当が食える場所。あ、おまえがいるから気兼ねしちまうか」
春原「この前よりランク落ちてるんですけど……」
朋也「そう、日々こうしてこの部屋のランクは落ちて……いや、変わっていくんだ」
春原「しみじみ言うなよっ」

適当に春原の相手をしながら、弁当に手をつける。

春原「はぁ……。なんかおもしろいことないの?演劇部のことが終わってから、退屈でしかたないよ」
朋也「退屈なのはおまえだけだ。俺は今は合唱部の奴らといるしな」
春原「僕はごめんだね。あいつらの顔を見ると、嫌気が差すよ」
朋也「じゃあ、引き続き演劇部の手伝いでもしてたら?」
春原「もう部活動には関わりたくないって言ってるだろ?」
朋也「そうかよ……」

弁当を食い終わってからは、雑誌を読んで過ごす。


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