過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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281: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:36:52.25 ID:FYS5Fqjlo

杏子「お前……」

ポーラ「――うるさい! 喋るな!! もう黙れぇぇぇえっ!!」

以下略



282: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:37:45.52 ID:FYS5Fqjlo

   折れた爪を即座に伸ばし、壁に叩きこみ、また砕けてもまた伸ばす。

   そのまた次に折れても、折れても、折れても、折れても。

以下略



283: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:38:42.52 ID:FYS5Fqjlo



   ポーラだって、本当はもうわかっている。

以下略



284: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:39:26.21 ID:FYS5Fqjlo

ポーラ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」

   それでもポーラは、止まらなかった。
   止められなかった。
以下略



285: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:40:07.42 ID:FYS5Fqjlo

   そうして、ついに。



以下略



286: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:40:46.36 ID:FYS5Fqjlo

杏子「――ってねぇよ、バカ」

   しかし、それでもやはり、届かない。

以下略



287: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:41:32.51 ID:FYS5Fqjlo

ポーラ「なんで……なんで、なんで!!」

杏子「……」

以下略



288: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:42:23.36 ID:FYS5Fqjlo

ポーラ「魂が、なによ! そんなものがそんなに大事か!」

杏子「そりゃお前……」

以下略



289: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:43:26.50 ID:FYS5Fqjlo

   急停止。
   したときにはもう、右と左と、さらに上下にも壁が現れている。

   都合六枚。ちょうどポーラだけを空間から切り離したかのような、棺桶サイズの檻ができあがる。
以下略



290: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:44:13.81 ID:FYS5Fqjlo

杏子「あー……そっか。ミスった」

   この魔法はもともと救出用――敵に取り囲まれた味方を保護するために
   組み上げたものであるため、対象以外は巻き込まないつくりになっているのだった。
以下略



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