過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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◆D/8.giurYc
[saga]
2012/04/04(水) 21:28:59.10 ID:tomOSCzxo
杏子「なぁ」
QB 「なんだい?」
杏子「仮定の話なんだけどさ。
もし今のポーラと、四十何年前の二ヶ月目のマミが……どうした?」
話している途中で、不意にキュゥべえが視線を跳ね上げた。
QB 「すまない。ちょっと離れるよ」
杏子「あん? って、おいおい」
そして疑問にも応えず、あっという間に走り合ってしまった。
杏子「……――」
何かあったのだろうかと、意識を周囲に向ける。
すると先ほどミンカに放らせた紙屑がかさかさと震えているのが見えた。
何かを訴えかけているかのような、空気の動きとは明らかに無関係な振動。
やや遅れて、杏子自身の感覚も何かの接近を感知する。
大きい。
抑えても抑えきれないほどに強大な魔力の気配。
それが、人避けの魔法がかかっているはずのこの場所に、確かに近付いてきている。
杏子は、
杏子「何かと思えば……」
警戒を解いた。
間もなくその場に姿を現した “彼女” が、口を開く。
マミ 「……何かと思えば、あなたたちだったのね。佐倉さん」
巴マミ。
杏子の最も古い知己であり、今の世を生きる最強の魔法少女。
タートルネックのワンピースに薄手のカーディガンを重ね、足元はタイツにブーツ。
どこぞの令嬢然とした、彼女らしい出で立ちであった。
五十七歳という実年齢を知った上でも痛々しく見えないのは、その気品のなせるわざか。
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