59: ◆YItGnij4zE[saga]
2012/04/04(水) 20:56:49.44 ID:Yy5afheSO
セイバー「…この格好は何とかならなかったんでしょうか」
士郎「しかし、その鎧は外したくないんだろ?それしか無かったんだ」
セイバー「…私は構いませんよ?ええ全く」
士郎「はは…(確実に怒ってるな…)」
教会
凜「ここよ…はぁ、出来れば来たくは無かったのだけれど…」
士郎「うわぁ…何て言うか、凄いな」
サマナー「確かに、およそ教会とは思えない空気だな」
凜「衛宮君はこの教会について何か知ってる?」
士郎「…一応、孤児院としても機能してるって聞いた事はあるな」
凜「そう、ならしっかり気を持ちなさい…呑み込まれるわよ」
士郎「の、呑み込まれるって…」
セイバー「すいませんがシロウ、私は入り口前で待機してたいのですが…出来ればここには入りたくない」
士郎「ならしょうがないな、セイバーは外で待っててくれ」
サマナー「あ、なら俺も待機して良いか?見張りは多い方が良いだろ」
凜「…そうね、待ち伏せしてないとも限らないしね…じゃ、入るわよ」
士郎と凜は教会に入って行った
セイバー「…で?何か私に聞きたい事があるんじゃないですか?」
サマナー「それはお互い様じゃないか?」
セイバー「質問に質問で返さないで下さい、聞きたい事はなんですか?」
サマナー「…セイバーの願いってなんだ?」
セイバー「…敵のサーヴァントに話すとでも?」
サマナー「良いじゃないかこれぐらい、俺の願いも聞きたいんだろ?なら等価交換だ」
セイバー「……詳しくは私の真名に関わるので話せませんが、ある過去をやり直ししたいのです」
サマナー「なるほど、俺も似たようなもんだ」
セイバー「ほう?その願いとは?」
サマナー「…俺は生前、救えなかった人がいるんだ」
セイバー「救えなかった人…ですか?」
サマナー「ああ、その人は関係無かったのに、頑張れば救えたのに、救えなかった…」
サマナー「だから俺は過去をやり直して、今度こそその人をこの手で救いたいんだ…」
セイバー「…なるほど」
サマナー「…お、どうやら出て来たようだな」
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