過去ログ - 結「やっぱり桂馬君には敵わないよなあ」(神のみSS)
1- 20
31:1 ◆/5mmo/htMU[saga]
2012/04/06(金) 23:04:28.19 ID:/lOoac1x0


「ソノ娘を見かケタ時は、イツモ月夜ハ上空から見守っていたノダ。面ト向かっテ和解する事はマダ難しそうダガ、月夜ハ
 心優シイ娘だ。イツカきっと仲直りするダロウ。ダから結よ、心配スルでない」

ウルカヌスさんはそう言って、ボクの肩をぽんぽんと叩いた。

「すみません。月夜をよろしくお願いします。今日は本当に助かりました」

「ウム。気にスルナ。月夜ノ事ハ任せテおけ。サテまるす……」

突然名前を呼ばれたマルスはびくりと肩を震わせる。

「貴様ヲここデ叱リ飛ばスのハ容易イが、私ガ怒っタ所デあまり怖クはナイだろう。そこで今回の失態ニついてハ、
 でぃあなニ報告シテおく。シッカり反省するヨウに」

『姐様っ!!それだけはご勘弁を……っ!!いくらでもお叱りを受けますから、どうかディアナ姐様にはご内密に……っ!!』

マルスが必死に懇願する。しかしウルカヌスさんはそんなマルスを冷笑すると、

「モウ遅い。実は既ニでぃあなニは連絡済ミだ。腹ヲ括レ」

「ルナ、早く帰るのですね」

絶望した様子でがっくり膝をつく(おそらくそんな感じだと思う)マルスを残して、ウルカヌスさんと月夜は再び空を
飛んで帰って行った。何でもある程度の高さになると、そう簡単に気付かれないらしい。まあ普通、敷物に乗った人間
が空を飛んでいるなんて思わないよね。ゆっくり飛んでいく2人を見送ると、

「さて、とりあえず警察に電話しようかな。………大丈夫マルス?」

『終わりだ……もうおしまいだ………』

「大丈夫だよ、ボクも一緒に怒られてあげるからさ、元気出してよ」

パトカーの到着を待ちながら、ボクはマルスをひたすら慰めていた。この時は全く思わなかった。まさかボクまで
怒られる事になるなんて………







<<前のレス[*]次のレス[#]>>
112Res/109.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice