過去ログ - 結「やっぱり桂馬君には敵わないよなあ」(神のみSS)
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67:1 ◆/5mmo/htMU[saga]
2012/04/07(土) 21:10:14.07 ID:AfM0/nRk0


「後は美生の方だ。2人のケンカの原因は、月夜が美生に対して怒っているから月夜を説得すれば仲直りが出来ると
 思いがちだが、むしろ美生の方が大変なんだよ」

そうなのだ。今回のボク達の攻略相手は美生なのだ。

「美生は現在、お金持ちから勤労学生にジョブチェンジしている。昼は学生で、空いた時間はアルバイト。アパートに
 帰っても節約に節約を重ねた生活で、彼女には全く心に余裕が無くなっている。美生は現状でいっぱいいっぱいなんだよ」

ケンカ別れした友達と仲直りをするのは、エネルギーが要るのだ。今の美生では、月夜と仲直りしたくても、心に余裕が
ないから出来ないのだ。

「そこで森田の登場だ。森田を美生の元へ再び戻すことで、美生の心に余裕を作ってやる。お金持ちに戻る事は出来ないが、
 森田が傍に居るだけでも安心するだろう。また一緒に住むことは出来なくても、たまに様子を見に来てくれるという
 つながりを作ってやるだけでも安心感があるはずだ。母と娘の2人暮らしだと心細いだろうしな」

ここで桂馬君が、少し遠い目をした。そういえば、桂馬君の家もお父さんが出張で家を空ける事が多いから、ほとんど
お母様と2人暮らしだそうだ。今はエルシィが居るから3人だが、桂馬君も美生の寂しさが分かるのだろうか。

「森田は美生とケンカ別れをして、戻りたくても戻れない状況にある。エルシィの報告によると、美生の事を気にはかけて
 いるようだ。こちらも先程の月夜と同じで、あともう一息きっかけがあれば何とかなる」

そこでボクの出番だ。ボクがお嬢様モードで森田さんに接触し、森田さんにかつて自分が青山グループの社長の運転手
に戻ってもらう。ボクを通して、森田さんは美生を見るのだ。そして更にパン屋で働く美生を見せる事で、より強く
美生と過ごした日々を思い出させる。





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