過去ログ - 上条「これからもよろしく、美琴」美琴「うん//」垣根「俺も俺も」心理「はいはい」
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230: ◆G2uuPnv9Q.[saga sage]
2012/04/25(水) 16:46:46.05 ID:h5edyXOW0
帝凰「・・・どこにあるんだよ」

街中を駆ける一人の少年

彼が走っているのには、一つの理由があった

彼の友人が、タイムマシンのチケットを無くしてしまったのだ

帝凰「麻琴ちゃんは本当にドジなんだよ!」

悪態をつくが、今はそれどころではない

彼に心当たりがある場所と言えば、昼間に行ったレストランくらいだった

そこは既に探したのだが、チケットは無かった

帝凰「父ちゃんもまだ見つけてないみたいだし・・・」

心理定規の携帯を借りて、垣根と連絡を取れるようにしている

帝凰「・・・ちくしょう、そんな簡単に見つかるわけねーよな・・・!」

左右に目を光らせるが、チケットなんて落ちてはいない

帝凰「この時代の清掃ロボットはゴミとチケットの区別もつかねぇのかよ!」

それは間違っている、帝凰の生きてきた時代の清掃ロボットもそこまでの区別はつかないものだ

だがどうしても文句を言ってしまう

帝凰「・・・ない・・・」

募るのは焦りと怒りだけだ

希望なんて見つからない

その時携帯が鳴った

慣れない「古い」携帯に戸惑いながらも、どうにか通話を開始させる

帝凰「なんだ、父ちゃん!?」

電話の相手は垣根帝督、彼の父親だった

帝凰「・・・え・・・?」

その父親が告げたのは、あまりにひどい真実だった





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