過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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408: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/11/26(月) 23:44:57.72 ID:yC1A4571o

近衛兵長「あ、貴方様は一体・・・」

魔王「家主だ。歓迎しよう。」

近衛兵長「あ、ありがとうございます。」

魔王「所でお客人。ここにはどうやって?」

近衛兵長「実は・・・一時的に神の加護を得た市民たちの多くが、神の啓示を得たと言いまして・・・」
近衛兵長「その啓示という物が一様にこの大陸のこの道の側道にある家を訪ね、第三十一代目加護者にこの事を伝えよ、と。」

魔王「なるほど。やはり何か別の意図があるな。」
女戦士「説明しろよ。」

魔王「あとで、な。俺は忙しい。」

勇者「あの、すいませんがこの大陸には一体どうやって?」

近衛兵長「転送術式です。緊急性が有ると判断されまして、加護者殿と知り合いであり、かつ戦闘能力が秀でているものとして選ばれました。」

女僧侶「・・・随分、落ち着いていられるのですね。」

近衛兵長「ま、まぁ・・・妹が居なくなってから、一週間以上経過してしまっていますし、この旅路も中々に過酷でありましたし・・・。」
近衛兵長「それに、私は一つの団の長ですから。身内に何かあったとしても、落ち着いていなければなりませんから。」

女戦士「せめて外面は落ち着かせてないとだめだもんな。大変だな。」

近衛兵長「いえ、そんな。」

魔王「・・・となると、ふぅむ。流石と言ったところか、うむ・・・。」
ブツブツ

女戦士「何一人でブツブツ言ってんだよ。」

魔王「こちらの話だ。さてお客人、ご用事はそれだけか?」

近衛兵長「あ、は、はい。」

魔王「相間記憶棒」
黒い棒≪メキメキ!≫
黒い棒≪メキャッ!≫

魔王「これを。」
スッ

ぱし
近衛兵長「こ、これは?」

魔王「事態に何か進展が有ったのなら、この棒を使いここに会いに来るといいだろう。」
魔王「送ろう。転送術式」

近衛兵長「い、いったい何の」
バシュン!!

女僧侶「ちょ、ちょっと?!」

魔王「もう用事は終わったのだろう? 今いい所なんだ。」

女戦士「そ、そういってたけど、そんなすぐ追い返さなくていいじゃねぇか!」

魔王「送るだけまだましと言うものだろう。本来ならば放っておいても良いのだからな。」

勇者「妹、か。」
女商人「・・・知っているのですか?」

勇者「いや、知らない・・・はずだ。うむ。」


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