過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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409: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/11/26(月) 23:45:23.72 ID:yC1A4571o

扉≪トントン≫

魔王「入れ。」

扉≪ガチャ≫

からからから
小竜像「また誰か来てるぞ。」

勇者「な、なんだ? この人形は。」
女商人「えと、私達が大破させた、竜の像です。私のお兄さんに当たります。」

魔王「なにい? いったいなんなんだ今日は。勇者の所為か?」

女魔法「・・・そんなに人来ないの?」

小竜像「まぁな。そもそもこの大陸は人の数がかなり少ないし、この家は外見上も廃墟にしか見えないはずである。」

女魔法「ふーん。」

小竜像「今は5番目が相手している。仮面の男、お前を呼んでるぞ。」

勇者「俺を?」

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玄関

頭巾「・・・あ。」

青髪「おや、来られましたか。」

カツ カツ
女商人「・・・」
勇者「・・・? 一体誰だろうか。」

頭巾「・・・やっぱりわからないかぁ。仕方がないよね、会うのは初めてだし・・・。」

勇者「初めて?」

頭巾「あっ、初めてじゃないのかな。2度目だね、うん。」

勇者「・・・??」

頭巾「・・・その人奥さん?」

女商人「へ?」
勇者「あぁ、そうだ。」

頭巾「へぇー・・・。おめでとう。幸せになれたんだね。」

女商人「・・・。」
勇者「まだまだ、だと思うけどな。」

頭巾「そっか、でも残念だね。あとちょっとしか居られないから。」

勇者「何?」
青髪「・・・。」ピクッ

頭巾「あ、今日はあいさつだけだから、安心してねメイドさん。えっと、加護者さん?」
頭巾「渡したい物があるの。手を出して。」

勇者「・・・・・・。」
右手≪すっ≫

頭巾「はい。」
水晶≪ポト≫

勇者「これは・・・。」

頭巾「今年はまだ、あげてなかったから。魔王さんに見せれば分かると思うよ。」

勇者「・・・何?」

頭巾「またね勇者さん。いや、もう勇者じゃないのかな。」
頭巾「だって、敵の創造物とおままごとしてるもんね。」

女商人「・・・っ。」
勇者「お前は・・・!」


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