過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[sage]
2012/05/04(金) 03:32:02.44 ID:4mhxZ8olo
赤竜「なんだとー!儂は馬鹿でも阿呆でもないわ!少々抜けているだけではないか!」
緑竜「うわ、自分で言ったよ。」
青竜「少々?大部分の間違いでしょ。」
赤竜「なにおう!」
勇者「ま、待ってくれ!喧嘩はしないでくれ!俺には止めようがない!」
緑竜「人間もこういっている、落ち着け間抜け。」
赤竜「こ、こおおおおおのおおおおおお」
青竜「何煽ってんのよ!!」
赤竜「一度[
ピーーー
]ええええええ!!」
勇者「っ。」
緑竜「動くな。」
勇者「なにっ!?」
青竜「コオオオオオオ・・・」
ヒュゴオオオオオ
バギバギバギバギバギ・・・!
赤竜「」
カキン
緑竜「おう、助かった。」
青竜「全く・・・溶けた時に頭冷えてればいいけど・・・。」
勇者「き、肝を冷やした・・・。」
青竜「あんたさぁ〜、からかうのが好きなのはわかるけど、時と場合を選びなさいよ。」
緑竜「確かにそうだったな。私の悪い癖だ。」
青竜「しかし・・・こいつ魔法条件を忘れてるなんて本当すごいわね・・・。尊敬しちゃうわ。」
緑竜「何となくだけで魔法を使うとはいやはや末恐ろしい。詠唱もまさか適当なのか?」
勇者「え、詠唱まで適当だったら転送術式なんてどこに行くか分からないじゃないか・・・!」
緑竜「脳みそを使わず脊髄だけで喋っているのだろうな。魔法も然り、と。」
青竜「いつも思ってるけど悩みなんて何もなさそー。」
勇者「し、しかし大丈夫なのか?怒らせたままなんて・・・」
緑竜「こいつは常に前進のみだ。怒りを貯めこむような奴じゃないさ。私達が謝ればさらっと水に流してくれる。」
青竜「さぁーて、振動魔法の条件だっけ?教えてあげるわよ。もう寝る気も無くなっちゃったし。」
勇者「あ、あぁ。お願いする。」
緑竜「よし!では頼んだよ。じゃぁな!」
バサァ!
青竜「ふー」
緑竜「うお!」
翼≪カキン≫
ドサァ!
青竜「押しつけといてそれは無いんじゃない?」
緑色「ぐ・・・。わ、私は振動属性は使えん!居ても無意味だろう!」
青竜「条件ぐらいしってるでしょ。良いから付き合いなさいよ。」
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