過去ログ - 【Fate】私「聖杯戦争?」小津「はい、そうです」【四畳半神話大系】
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(鹿児島県)
2012/04/21(土) 20:40:10.17 ID:x2oJCdzS0
ここは鴨大橋
もう朝の三時過ぎだというのにそのサーヴァントが本当に居るのか
些か不安であったが、その不安は悲しくも杞憂で終わってしまった、何で終わったのだ、もう少し居座ってもよかったのに
そこには赤い外套を身に纏った浅黒い肌の男と
セイバーに負けず劣らずの凛々しい顔つきの明石さんが居た
まさか初戦から彼女と対峙することになるなんて思いもよらなかった
相手があの小津なら本気でいける気がするのだが…
アーチャー「さて、君は一体何のサーヴァントだろうな、風体からしてセイバー辺りか」
セイバー「そういう貴様はアーチャーか…」
アーチャー「ああ、その通りだがどうして分かったのだろうか、お聞かせ願おうか」
セイバー「ただの直感だ、それ以外に無い」
アーチャー「フッ…騎士の直感か、それはまた曖昧なものに頼ったものだな…セイバー」
サーヴァント側は楽しく談笑をしているようだが、こちらはそうもいかない
知り合いと今から命を削りあう闘いを行おうとしているのだ、楽しくお話できるわけがない
ああ、もし違う状況で彼女とこの場で出会っていたらどうなっていたのだろう
そしたら夜の街から二人で逃げ、朝日の見える丘でゆっくり昇ってくる太陽を二人で観賞することが出来たかもしれない
そんな甘い展開
だがあの明石さんがそんなベタな展開に興味があるわけがない、見ていれば分かる
ならば一体どういう展開が彼女は好きなのだろうか
もし大学の先輩と殺しあい、血まみれの体を朝日が照らすなんて展開をお望みならば、私はこの場から即刻去る、即刻である
私「明石…さん」
明石「………」
明石「やっぱり、先輩とはこうなるんですね…残念です」
確かに残念である、非常に残念である、本当に残念だ
どうやらお互い戦いあうことを残念に思っているようだ、これでは仕方ない、戦うことなんてできるわけがない
よし、ここは中止の旨をセイバーに伝わねば
私「セイバー!今回の戦いはなしだ!相手側のマスターも拒んで…」
セイバー「マスター、剣を持った敵が私の目の前にいる以上……引く気は毛頭ありませんっ!」
アーチャー「そうだ、それでこそ聖杯戦争だ……行くぞセイバー!」
セイバー「来い!アーチャー!」
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