過去ログ - ペンデックス「魔力生成のためにご協力をお願いします」上条「」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2012/04/12(木) 00:47:29.58 ID:G5bnKV1co

「可愛いな、インデックス――」


 背中からのしかかり、思わず呟いた。
 それは心からのもので、だからこそペンデックスにも強く響いた。
 ひあっ、と可愛らしい悲鳴が漏れる。


「ひ、卑怯です。今そのようなことを言われると、わたし、は――」


 快感に惚ける呆けるあどけない顔。
 インデックスの顔なのにインデックスと違う。
 そして可憐に開いている桃色の唇を見て、瞬間上条は唇を奪っていた。


「んむっ――」


 キスは。
 キスだけは我慢しようと思っていた。

 しかし耐えられなかった。完全に酔っぱらっていた。
 ずきん、と今更のように御坂美琴が泣いている光景が浮かぶ。
 あの鉄橋での寂しく笑いながらも助けを求めていた細い少女。
 自分は今彼女を裏切っている。

 顔面にストレートを食らったかのように脳を貫く。罪悪感が上条を塗りつぶす。
 それなのに身体は止まらなかった。



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