過去ログ - さやか「美樹さやかは死んだ」
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175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:03:43.53 ID:CxSeP0vT0
 柄でさやかを押し倒した杏子は、ニヤリと笑う。形勢の逆転。

「お前の負けだ、さやか」グググ

 そして、柄はさやかの胸の膨らみを歪ませるまでに至った。杏子はさやかに問う。
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:05:02.71 ID:CxSeP0vT0
「杏子。ごめんね」

 さやかは目を擦り、徐に立ち上がった。

 手に付着した杏子の血を適当にマントで拭うと、背を向けて歩きだした。
以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:05:52.94 ID:CxSeP0vT0
 マミは静かに頷き、グリーフシードを放り投げた。

 一つは杏子の身体の上に。もう一つはさやかに向かって。

「何の、つもり?」  ブンッ    カランカラン
以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:07:26.74 ID:CxSeP0vT0
 刀剣を受けたマスケット銃は力負けしてしまい、地面に転がる。

「美樹さん……仕方ないのね」

 マミは小さく首を振ると、地面からマスケット銃を表出し、さやかに構える。
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:09:24.47 ID:CxSeP0vT0
(まず、あれを……取らないと)

 マミはさやかを中心に円を描きながら移動する。照準はさやかに向けたまま静かに歩を進める。

「攻撃してこないんですか?」ビュッ!
以下略



180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:17:36.44 ID:CxSeP0vT0
 杏子はグリーフシードをソウルジェムに当てながら、天井を見ていた。

(マミは強い。けど……相手がさやかだ)

< キンッ! ザシュッ!
以下略



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:19:07.46 ID:CxSeP0vT0
 さやかはマミと戦う直前に杏子に刺さっていた刀剣を消していた。そのため、杏子は回復することが可能になった。

 しかし、治癒に時間がかかりまだ立ち上がれるほどには回復していなかった。

(工場が半壊して、煙のせいで全く見えねぇ……)
以下略



182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:21:05.19 ID:CxSeP0vT0
「な、なんで、あのとき――撃たなかったんですか!」

 さやかは足元に転がるグリーフシードを一瞥し、瓦礫に向かって叫んだ。

 力を込めた右手に持つ刀剣にはマミの血がべったりとついていた。
以下略



183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:23:25.51 ID:CxSeP0vT0
 その斬撃は後ろの棚を崩し、壁や天井にまで衝撃を及ぼしていた。

「美樹さん!待って!その人は殺――ゃだめよ!」

 瓦礫の隙間から叫ぶマミの声は届かない。
以下略



184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:24:54.57 ID:CxSeP0vT0
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 いつのころだったろうか。

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185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 17:27:34.92 ID:CxSeP0vT0
 まどかのために追い返すことが多くなると、時々男の子が泣くときもあった。

 そのせいで、三者面談をしたような、しなかったような。

 それでもまどかにイタズラする男子はいた。
以下略



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