31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:15:57.78 ID:z/IdN2wF0
亜美「意味分かんないよ……」
亜美と真美はいつも一緒だった。兄ちゃんに悪戯する時も、レッスンする時も、一緒に泣いたり、一緒に笑ったり。それが当たり前だった。
でも亜美が竜宮小町に入って、真美がソロで活動しだして、少しずつ別々の道を歩きだした時、事故っちゃって。外に出ると真美がメッチャ大きくなって、亜美はまだ小さなまま。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:17:20.59 ID:z/IdN2wF0
P「なぁ、なんでいるんだ?」
春香「なんでって……、そりゃ合鍵持ってますもん」
P「いつの間に!?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:22:11.47 ID:z/IdN2wF0
あの日も同じだった。美希が俺にちょっかいをかけて、春香が怒る。765プロでは半日常化した光景だった。
春香『節操なしのプロデューサーさんは死んじゃえばいいんです!!』
P『うわっ! 誤解だって!!』
34:書き溜め終わっちまった。[saga]
2012/04/27(金) 23:32:20.83 ID:z/IdN2wF0
春香「く、苦じい……」
P「あっ、やり過ぎた、ごめん」
春香「ケホッ、限度ってものがあるでしょ!? もう、なんかプロデューサーさん私を抱きしめたら許してもらえると思ってませんか?」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:38:19.29 ID:z/IdN2wF0
春香「千早ちゃん、大きくなってましたね」
P「何がだ?」
春香「胸ですよ、胸!」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:50:22.31 ID:z/IdN2wF0
風呂から出ると、春香が俺のベッドでかわいらしい寝息を立てて寝ていた。
P「お疲れだろうしな。今日はゆっくり休んでてくれ」
同じベッドで寝るのもなんか気が引けて、ソファの上に横になる。恋人同士ではあったが、実は恋人らしいことをほとんどしていない。相手はトップアイドルだからうかつな行動がとれないのもあるが、相手は16歳の女の子だ。結婚が出来る年齢とはいえ、それでも世間から見ると子供だ。対して俺は30過ぎのおっさん。10年間の間に、年齢は2倍になってしまった。
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 23:56:46.39 ID:z/IdN2wF0
P「ふぅ、怒られるかと思ったがそうでもなかったな……」
結論から言うと、親御さんは俺と春香の関係を知っていたようだ。その上で、後7日しかないというのに、俺に預けると言ってくれた。その言葉はとても重い。
春香パパ『春香が最後に過ごしたいと思ったのは、悔しいですが私たちじゃなくて、あなたなんです』
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/28(土) 00:06:11.25 ID:NzeVi3pF0
「俺が会社に入ったのは、2011年。
東北地方太平洋沖地震が起き、
それを元気づけるかのように子役たちが台頭してきて、
俺はニンテンドー3DSが気になって、
入社式はドッキリという形でお披露目、
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/28(土) 00:14:05.54 ID:M2Ycxese0
微睡の中、ジュージューと何かを焼く音が聞こえる。それが妙に心地よい。目をうっすらとあけて、時計を見る。5時ジャスト。なんだ、まだ寝てても大丈夫じゃないか――。
P「5時ぃ!?」
春香「あっ、起しちゃいました?」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/28(土) 00:19:04.66 ID:ucw5Fp8K0
春香・P『いただきまーす』
朝起きてトップアイドルの手料理が食べれる。なんと素晴らしい身分だろうか?
P「さすが春香。料理はドジらないよな」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(奈良県)[sage]
2012/04/28(土) 00:26:18.71 ID:cKumoGQH0
懐かしいな神サイ。支援
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