492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/05(火) 17:57:53.32 ID:LFGUYlNSo
やっぱりここで引くよな…
明日が待ちきれん とりあえず、乙
493:投下します[saga]
2012/06/05(火) 23:43:40.11 ID:w/TSPtw/0
P「あれ? 俺何してんだ?」
ハッと気づく。今の今まで、夢を見ていたような……。ダメだ、思い出せない。きっとそこまで大切なものでもないのだろう。
??「もう、デートに誘ったのは貴方じゃないですか。○○さん!」
494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/05(火) 23:47:46.88 ID:kpOWQhYp0
P「何でだ……?」
少しの違和感を抱いたまま、観覧車は地上に降りる。俺たちは手を取り合い、桜並木の下を歩く。2人の手には、銀色に光る指輪……。
??『次好きになる人も、幸せにしてあげてくださいね』
495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/05(火) 23:52:44.89 ID:dU5Y6SWYo
世界線変動率が変わった!!
496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/05(火) 23:55:09.38 ID:kpOWQhYp0
ハッキリと声は聞こえる。そして俺の記憶が彼女を形作っていく。おっちょこちょいで、何もないところでこけて、誰よりも真っ直ぐで、その癖結構打たれ弱い、最高のアイドル。そして俺の……、
春香『プロデューサーさん』
P「春香!!」
497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/05(火) 23:59:52.38 ID:w/TSPtw/0
春香「そ、それは○○さんが泣いているから……、あれ? どうしてだろう……。何かすごく大切なもの、忘れてんっ」
重なり合う唇。触れ合うだけの優しいキスに、春香は顔を赤らめる。
春香「な、何するんですか! プロデューサー……さん……」
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 00:02:41.20 ID:ISRx8WDV0
春香「えっと、こういう時どう言えば良いんだろ?」
P「真っ先に頭に浮かんだ言葉を言えばいいんだよ、俺もそうする」
決まっているさ、帰ってきたらこう返すんだから。
499:エピローグ[saga]
2012/06/06(水) 00:04:40.75 ID:ISRx8WDV0
貴音「まこと、人間というのは分からないものですね。分野が違うとはいえ、わたくしも学者の端くれです。興味は尽きません。解剖してよろしいでしょうか?」
P「おいおい、こっちは今味噌ラーメン食べてるんだ、そういう話はやめてくれ」
貴音「ふふっ、冗談ですよ」
500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 00:08:32.92 ID:CiXczZLD0
P「しかし、変な気分だよ。10年間の記憶が2つもあるんだ。どっちが本物で、どっちが妄想か。ごっちゃになっちゃうな」
貴音「いいえ。妄想などではありませんよ。正真正銘、どちらもあなた様の記憶なのです」
P「言われてもなぁ……」
501:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 00:13:06.59 ID:CwoJQmVs0
響「ふぅ。ハム蔵見てるか? ジュニアは元気に育っているぞ」
あの日何が起きたか分からなかったんだ。あずささんとにぃにぃといると、急に変な感じになって、大切なことを忘れて……。だけどすぐに思い出せた。やっぱり自分完璧だから、忘れなんかしないぞ!
だけど、悲しいこともあった。事故がなくなったから、ハム蔵の寿命が来ていた。思い出した自分の肩には、ハム蔵の子供が。ハムスターの寿命は長くない、知らないうちに天寿を全うしていたんだ。
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