過去ログ - 唯「バドミントン部に入ることになりました!」
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2: ◆YgQRHAJqRA
2012/04/30(月) 14:25:25.21 ID:Y0NnMhaH0

「唯はシングルスも行けるし、ダブルスもうまいよなー」

「そんなことないよ、りっちゃんと澪ちゃんのコンビには敵わないよ!」

試合が終わり、2年のメンバーがかたまって談笑しあう。

「ほら唯、水」

「あ、ありがとう和ちゃん!」

「唯も本当強くなったわね、去年はあんなにだめだめだったのに」

そんな和を気にもせず、キンキンに冷えた水を浴びるように飲む唯。
火照った体に、内側から冷える感覚が心地いい。

「唯の、天性の才能なのかもな」

澪が微笑を浮かべてつぶやいた。
確かに唯の成長には目を見張るものがある。
最初はサーブさえろくに決まらなかったし、"ロング"なんて打ち返そうとしたら後ろに転ぶほどだったのに。
今ではフェイントすらこなすようになってる。
これを天性の才能と言わずになんというのだろうか。

「みんなのおかげだよー、ありがとう」

唯が満面の笑みで言うと、体育館のスピーカーからアナウンスが流れた。

『秋山 澪、田井中 律選手と吉田 喜久絵、青木 七海選手のダブルス試合を行います、第二コートに集合してください』

「お、私たちの出番だな」

「おっし!いっちょみせたろうぜ!澪!」


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