過去ログ - 貧乏神「私がメイドですかッ!?」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/02(水) 01:35:05.77 ID:oG+WlUYDO
貧乏神「……失礼しまーす」

おそるおそるといった感じに断りながら、霊体になった貧乏神が洋館の扉を透過していく。
当然、明かりの消えた館からは咎める声も無く、外で降り続ける雨音だけが館の中に響いてくるのみであった。

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/02(水) 02:19:18.17 ID:oG+WlUYDO
廊下を歩き始めてすぐの事。
ふと貧乏神は首をかしげた。

貧乏神「あれ?」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/05/02(水) 06:02:12.08 ID:sJJLN/WTo
ボロ布の貫頭衣着てるゴキブリとか。
ミ・フェラリオの落ちぶれたようなイメージで想像してたのに( )


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/02(水) 08:44:54.16 ID:T63pMpeSO
ふむ期待


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/02(水) 10:03:53.02 ID:CB2EScYDO
紅葉かと思った


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/02(水) 13:47:31.96 ID:ZbSh22QIO
貧乏神とは分かってるな


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/02(水) 19:17:15.89 ID:oG+WlUYDO
カサカサという擬音がこれほど無く似合う走り方によって、光の漏れる部屋との距離を一気に詰めた貧乏神。
そのまま木製のがっしりとした造りの扉に背中を押し当て、扉の隙間に向けて首を伸ばした。

貧乏神「扉の向こうに誰ぞいる、っと」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/02(水) 21:44:44.68 ID:oG+WlUYDO
しかし、暖炉に火が灯っているという事は、この部屋には確実に誰かがいるということに他ならない。
人か妖怪か幽霊か、それはまだわからないがここは廃墟。
相手が悪霊の類ならば万が一もある。

貧乏神「……ごくり」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/02(水) 22:04:42.87 ID:oG+WlUYDO
人形はイスの前部にちょこんと浅く腰を掛け、正面の暖炉で揺れている炎に碧い瞳を向けている。
そして、人形はしばらくそのまま揺りイスの上で揺られ続け、やがて眠くなってきたのか大きなアクビを──

貧乏神「って、動いてるぅっ!?」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/02(水) 23:53:16.09 ID:oG+WlUYDO
人形「だれッ!?」

人形が大声と共に貧乏神の方へと勢いよく振り返った。

貧乏神「ひっ!?」
以下略



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