過去ログ - River -いつまでも変われないあなたへ-
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38:ちぢれ[sage]
2012/05/06(日) 13:50:16.26 ID:9V+AYWfHP

潤一「気をつけて帰れよ」

千沙渡「……にいさん」

以下略



39:ちぢれ[sage]
2012/05/06(日) 13:56:42.38 ID:9V+AYWfHP
潤一「あふれず川、か……」

 目の前に流れる、何百年も前から溢れた事の無いと伝わる川。
 変わることの知らない川。

以下略



40:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:12:38.38 ID:Vj89o+hAP

 ……ひゅぅ。



以下略



41:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:14:48.64 ID:Vj89o+hAP

 俺の方から顔はハッキリ見えないけれど、この後ろ姿の雰囲気に見覚えがある。
 
 ボサッとしたショートの髪。
 風通しが良さそうな薄手のパーカーに、ジャージのズボン。
以下略



42:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:16:55.52 ID:Vj89o+hAP

 夕焼けの強い光の影になって、彼女の表情がよく見えない。

 『強くなりたい』。

以下略



43:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:18:35.04 ID:Vj89o+hAP
静姫「……」

 とぼけてみたが、俺の顔を立花さんは目をこらすようにして見つめてくる。

 ……疑われている。
以下略



44:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:20:07.06 ID:Vj89o+hAP
潤一「ありがとう。しっかし立花さんって、律儀なんだね。まさか本当にここに来てくれると思わなかった」

静姫「そんな。律儀って程では。それに……この辺りは毎日走ってますし」

潤一「走ってる?」
以下略



45:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:21:53.21 ID:Vj89o+hAP
静姫「あんな、遠く……」

潤一「それがどうかしたの?」

静姫「私、この川が好き……って訳じゃないんですけど、なんだか気になって。どこまでつづいてるんだろう……って」
以下略



46:ちぢれ[sage]
2012/05/14(月) 00:23:42.76 ID:Vj89o+hAP

静姫「でも私が住んでた所はビルに囲まれてる様な場所ではなかったですし」

潤一「それでも、コンビニがいっぱいあって、道路は夜中でも明るいんだろ?」

以下略



47:ちぢれ[sage]
2012/05/20(日) 00:18:19.80 ID:KrKVAUOWP
潤一「俺は、この町から出たい……かな」



静姫「嫌いなんですか?」
以下略



48:ちぢれ[sage]
2012/05/20(日) 00:22:09.36 ID:KrKVAUOWP

静姫「あ、そういえば大友さん、高校生なんですよね? 何年なんですか?」



以下略



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