138: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:28:09.07 ID:wjxL0IG/0
肩の辺りの服は原形をとどめないぐらいに黒く焦げてしまい。
首元の辺りに至っては、すっかり溶けてしまって。
そこから首や顔、さらには頭にかけて、露出している肌が茶色――というか、あめ色に変色し、奇妙な光沢を放っていた。
頭にあるはずの髪はすっかり焼け焦げて消失してしまい。
焦げた頭皮は膨れて、所々で裂け目が走り、そこから桃色に見える体組織が覗かせていた。
目はすっかり白く濁っていて。
唇は上下にめくれ上がり、そこから異様に白い歯と、茶色く焦げて染まった歯茎が覗かせていて。
足元には、黒く変色したヘアピン。
先端に球状の飾りが付いているようだが、焼け焦げてはっきりとは分からない。
髪が焦げて消失して落ちたのだろうか。
鳩尾の辺りを、縄で何重にも縛られて。
その周囲に近づくと、油の臭いの度合いがきつくなってきて。
縛られたまま――熱した油を頭から掛けられて、絶命したのだろう。
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