139: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:28:41.31 ID:wjxL0IG/0
由香「……ひ……うぷっ!!」
美琴に連られて、その"人物"を目の当たりにしてしまう。
その途端、悲鳴を上げるよりも、急激に吐き気が襲った。
140: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:30:05.53 ID:wjxL0IG/0
手首から先の両手が、さらには腰がすっぱりと断ち切られて。
腰の辺りにある断面からは、赤い筋肉や白い骨格が晒しだされていて。
141: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:32:18.00 ID:wjxL0IG/0
耳の外周の一部、さらには鼻の先は、皮膚が溶けるか、もげるかしたのだろうか。
肉が欠けていて、そこから骨が露出していた。
142: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:33:36.10 ID:wjxL0IG/0
胸から下の辺りは油があまりかかっていなかった。
着ているのが、ベージュのブレザーだと分かる。
143: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:34:23.32 ID:wjxL0IG/0
美琴「……な……どういうことよ……これ……」
なおも息を荒げながらも、足元にある切断死体に歩み寄る。
144: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:35:23.22 ID:wjxL0IG/0
美琴「……黒子……?」
目の前の死体に、小さな声でつぶやくように呼びかける。
しかし、何の返事もしない。
145: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:36:21.95 ID:wjxL0IG/0
美琴「ああっ!!一体、何だっていうのよ!!」
苛立ちを露にして、大声でわめき散らす。
大きく目を閉じて、首を左右に勢いよく振った。
146: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:37:01.47 ID:wjxL0IG/0
そんな中――ある気配を感じた。
147: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:37:43.35 ID:wjxL0IG/0
148: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:39:05.29 ID:wjxL0IG/0
149: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:40:10.95 ID:wjxL0IG/0
――が。
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