173: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:00:55.99 ID:wjxL0IG/0
引き戸は――完全に開ききっていた。
そこに姿を見せていたのは――不気味な大男。
土気色の肌で、表情のない巨漢。
174: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:01:56.19 ID:wjxL0IG/0
175: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:02:44.74 ID:wjxL0IG/0
美琴「――!!」
走る勢いを落とさないまま、すかさず振り返――ろうとしたが、できなかった。
176: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 05:03:17.77 ID:wjxL0IG/0
――燃えていた。
177: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 05:03:57.76 ID:wjxL0IG/0
178: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:04:52.69 ID:wjxL0IG/0
美琴「ああ゛あっ!!放せっ!!ああああああっっ!!」
体にありったけの電流を発生させる。
電圧がいくらとか、もはや考えることなく。
179: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:06:31.12 ID:wjxL0IG/0
180: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 05:07:13.42 ID:wjxL0IG/0
美琴「ぐぇっ……があ゛あああ゛……」
苦しさのあまり、絶叫を上げてしまう。
今にも消え入りそうな、掠れかかった声で。
181: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 05:07:42.58 ID:wjxL0IG/0
182: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 05:08:25.43 ID:wjxL0IG/0
183: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 05:08:51.23 ID:wjxL0IG/0
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