289: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/12/03(月) 02:23:33.53 ID:GdWm0ugO0
初春「黒崎さん、ちょっと待ってください!!」
引き戸を引っ張る黒崎の腕に手を掛け、彼の動きを制止した。
290: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/12/03(月) 02:26:52.64 ID:GdWm0ugO0
黒崎「…………」
そんな初春をなおも睨み付けながらも、半ば呆れかかっていた。
引き止めた挙句に、逃げ出すように走り出して。
291: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/12/03(月) 02:27:34.66 ID:GdWm0ugO0
黒崎「――!!」
そういうことか。
マジで何してんだ、俺。
292: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/12/03(月) 02:28:10.42 ID:GdWm0ugO0
黒崎「おっしゃ、これでいいな」
画板を支える横木を、開いている引き戸の隙間に挟み込む。
ちょうど斜めになる形で固まった。
293: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/12/03(月) 02:29:56.85 ID:GdWm0ugO0
294: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/12/03(月) 02:31:02.52 ID:GdWm0ugO0
そうこうしないうちに、ロッカーの前に立つ。
左すねがなおも痛み出すのをこらえながら、ロッカーの取っ手に手をかけて――そのまま引いた。
295: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/12/03(月) 02:32:04.69 ID:GdWm0ugO0
初春(何ですか……これ?)
開いたままのロッカーと、壁の隙間に何か白いものが挟まっているのを見つけた。
布のようなもので、端がわずかに飛び出している。
296: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/12/03(月) 02:32:33.62 ID:GdWm0ugO0
297: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/12/03(月) 02:49:46.34 ID:GdWm0ugO0
本日の投下はここまでです。
毎度毎度で恐縮ですが、間隔が異様に開いて、ご心配させて申し訳ないです。
篠宮版のコープス漫画の連載が完結し、一方で超電磁砲はアニメ続編製作が決定した状況の中で……この作品はいつ完結するのか見通しはまったくと言っていいぐらい立っていませんが、ぼちぼちできればと思います。
298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/03(月) 06:50:44.00 ID:AKLST3+O0
まさか2Uネタが取り入れられるとはな。投下乙!
299:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/04(火) 00:16:37.97 ID:4KX9NO8Go
乙
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