過去ログ - 古泉とキョン「あいかわらずなボクら」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/05/05(土) 02:06:17.52 ID:SaDENkVG0

「なぁ、古泉。お前……アクション系上手い?」
「と、いいますと?」
「こんな感じのゲームだよ。もしよかったらでいいんだが、後で俺達とやらねぇ?」

 まさか僕が学校の人間に誘われるとは思いませんでした。
 僕は機関という組織に属しており普通の高校生活は送れず、こういった友好関係など皆無でした。同じクラスでも接点を持たず、SOS団に関わりがある人間にしか僕から喋る事などありませんでしたし。
 勿論僕に興味を持ってもらっているのか。同じクラスでも誘われる事はあっても、そんな普通の人間と接する時間など、僕には無かったのだから。

「後でさ、キョンも来るんだよ。そんで4人で……アレやらねぇ?」

 谷口氏が指差すのはゲームの個体でしたが、かなり大規模な個体であり、密室のような部屋が4つ並んでいて中が見えないようになっていました。
 僕はゲームに関してはあまり知識が無い為、どういったゲームなのか想像がつきませんでした。

 それよりも彼がこの場所にやってくる。
 ただの監視員である僕はその谷口氏の好意を断らなければならない。そして僕がこの場所にいた事などは内密にしていただかないといけません。

「キョン遅いねぇ」
「ったくよぉ、俺もそんなに時間が無いって言うのによぉ」
「で、どうだ古泉。ちょっとくらい俺らに付き合えよ」
 4人でゲームですか。僕個人としましてはとても興味をそそられますが、僕は任務中でして……申し訳ございませんが……




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