過去ログ - 古泉とキョン「あいかわらずなボクら」
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58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/05/07(月) 04:30:30.70 ID:q+54xs9A0

「言い訳は無用ですよ藤原さん。罰として、そこのサーティンワンアイスをトリプルで奢りさえしてくれたら。許してあげなくもありません」
「__そうね__バラエティパックがいい__」
「だからちょっと待ってくれよ! さ、佐々木! 助けてくれっ!」
「僕からは特に君にしてあげられる事はなさそうだね。すまないが僕もトリプルをカップでお願いできるかな」


 その光景は、僕の知る敵対勢力のイメージを180度ほど変えてしまうような、そんな光景だったのです。
 情けない藤原氏にアイスの話に夢中になる3人。まるで普通の女子高生となんら変わりありません。

「藤原さ〜ん。大丈夫っすか?」
 と、谷口氏。

「すまないね。情けない所を見られてしまったようだ」
「ちょっとぉ。俺にも紹介してもらえません? 誰でもOKっすよ」
 そしてそんな空気に溶け込んでいく谷口氏はある意味凄いと感じてしまいましたよ。


 と、そこでやっと僕の存在に気がついたようですね。笑顔が無くなる藤原氏に……TEFIと酷似した目で見つめる周防九曜。そして一瞬だけこちらを睨み、すぐに笑顔に戻る橘京子。


「こんばんは古泉君」
「久しぶりですね橘さん」
「なっ! なんだと! お前ら知り合いか?」
「まぁ、知り合いと言うべきか、と問われましても僕にはその関係を明確に表現する言葉は、僕には持ち合わせていませんのでね」


「紹介しろ! 古泉! これは命令だ! 俺に紹介するんだぁ!」
「…………」

 やれやれ。と彼の真似をします。
 一体この場はどうすればよいのでしょうか。




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