過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:32:31.01 ID:XheKj3SL0
倉庫街にて、コンテナの一角

迎電A『目標は尚も倉庫街の中心で我々と交戦中、至急応援を求む』

迎電B「了解、すぐにそちらに向かう」

通信を終えた迎電Bは後ろに振り向く。

迎電B「目標の超能力者に増援はないと判断した。我々もこれから本隊に加勢する」

迎電C「了解」迎電D「了解」

迎電B「よし、いくぞ!」

そう言って迎電Bが先行してコンテナの一角から道へ出た瞬間、ズギャアアという豪雨のような音が鳴り、迎電Bが吹き飛ばされる。

迎電C「班長!」

迎電D「敵襲だ!応戦しろ!」

迎電Dはコンテナの一角から上半身だけ出し、攻撃が来た方向に銃を乱射する。

迎電D「い、いない?」

注意深く道の先を凝視するが、あるのは暗がりに広がるコンテナの山だけだった。

迎電C「ぐあ!」

突然後ろに居た仲間が叫び、迎電Dが後を見ると、1メートル近くの大きさの軽機関散弾銃を持った金髪の少女が立っていた。

その少女の銃の先には鉈のような刃物が着けられており、おそらくそれで迎電Cを攻撃したのだろう。

迎電D「お、お前は……フラフープテロの時に我々と組んだ……」

ゆっくりと少女は近づいてくると、銃を迎電Dに向ける。

迎電D「ステファニー=ゴージャスパレス!」

ステファニー「ゴム弾とは言え、痛いですよ」

迎電Dが反撃する間もなく、ステファニーは引き金を弾いた。


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