過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:34:14.34 ID:DIuXVX8d0
削板「お前ら、今日は来てくれてありがとう! 約束通り、お前達のための催し物は完璧に準備できている!」

「削板ー!」「良くやったぞ!」と迎電部隊の全員が高らかに声を上げる。

いつのまにこいつらはこんなに仲良くなったのだろうかと首を傾げるステファニーだが、削板は構わず司会を進める。
以下略



219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:36:05.03 ID:DIuXVX8d0
しかし、そんなステファニーの羞恥など露知らず、迎電部隊の群衆から「一万五千!」「一万八千!」「甘ぇんだよお前ら! 二万三千!」と声が上げられる。

ステファニー「なななな、あいつら一体何をしてるんですか!?」

初春「と、止めないと!」
以下略



220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:38:20.22 ID:DIuXVX8d0
削板「時間がねぇ! 一気に行くぞ! 心理定規の生着替え黒髪バージョンと金髪バーション! 初春のスクール水着! 雲川の体操着! セットで五万から!」

盗撮余裕でしたと言わんばかりに身に覚えのない写真が次々と出され、ステファニーと初春は青ざめる。

初春「な、なんでこんなことに」
以下略



221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:42:08.58 ID:DIuXVX8d0
ホールの中心から離れた壁際で、雲川は一人椅子に座ってグラスに入った赤色の飲み物を飲んでいた。

心理定規「向こうは盛り上がってるわね」

近づいてきた心理定規はどこか楽しそうに言う。
以下略



222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:45:59.93 ID:DIuXVX8d0
雲川「……やはり、体晶の副作用はきついか?」

心理定規「あら? さすがに気づいたかしら?」

雲川「ま、病院の手配をしたのは私だ。全員の体調を私に報告するようにしてあるから当然だろう」
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223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:48:35.52 ID:DIuXVX8d0
遠くで繰り広げられている騒ぎを眺めながら心理定規はゆっくりと口を開く。

心理定規「それよりも、潮岸達の目的や垣根の動向は何か分かったのかしら?」

雲川「お前も真面目だな。こんな時でも仕事の話しか?」
以下略



224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:50:49.44 ID:DIuXVX8d0
心理定規「確か、打ち止め《ラストオーダー》とかいう個体よね? それがどうしたの?」

雲川「クローン生成情報の復元と同時に、潮岸と垣根はその打ち止めの情報も重点的に探していた」

心理定規「まさか打ち止めのクローンでも作るつもり?」
以下略



225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:55:15.28 ID:DIuXVX8d0
心理定規と雲川はしばらく会場の騒ぎをただ眺めていた。

二人の沈黙を破ったのは、駆け足で近づいてきたステファニーと初春だった。

初春「心理定規さん! た、助けてください!」
以下略



226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:57:18.84 ID:DIuXVX8d0
今日はここまで。
読んでくれている方、レスしてくれてる方、ありがとうございます。正直ここまで書けるとは……
少し書くつもりが割とたくさん書いたような気がする。


227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/05/28(月) 19:11:22.57 ID:/G+oF6SX0
おつ〜


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