過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:24:00.22 ID:p8ddoTvw0
雲川『私だ。お前から連絡してくるのは珍しいな』

ステファニー「単刀直入に言います。心理定規は今どこで何をしているんですか?」

雲川『心理定規? 知らないな』
以下略



263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:27:34.04 ID:p8ddoTvw0
雲川『ほう……それは心理定規から聞いたのか?』

ステファニー「いえ、私の長年の勘を頼りに心理定規から聞き出しました」

雲川『ふむ。なら正直に言おう。確かに前回私はあいつにとある任務を与え、それをあいつは実行してくれた。
以下略



264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:29:40.22 ID:p8ddoTvw0
貝積の屋敷にたどり着いた雲川はすぐに状況を調査するために迎電部隊を屋敷内の探索に当てた。

屋敷の護衛として配置されていた隊員達は全員倒されており、襲撃が確かにあったことをありありと見せている。

襲撃者は少人数だったらしく、ほとんどの隊員達がどこかからか放たれた狙撃で倒されていた。
以下略



265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:32:56.95 ID:p8ddoTvw0
ステファニーと初春は、学園都市のあちこちに置かれたスクールの拠点にて装備を整えていると雲川から連絡が入った。

雲川から受けた報告に、ステファニーは背筋を凍らせる。

心理定規に送られたメッセージは襲撃者が放った偽りの指示。
以下略



266:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:34:57.12 ID:p8ddoTvw0
無理やり無線を切り、ステファニーは隣に立つ初春に視線を移す。

ステファニー「迎電部隊は屋敷の調査と貝積さんや雲川さんの護衛に回しました。
       初春、貴方にも心理定規の捜査をしてもらいますが、無茶をしないこと。
       心理定規を見つけたら私に報告すること、良いですね?」
以下略



267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:39:30.42 ID:p8ddoTvw0
一方通行は打ち止めと共にトンネルに入り、その半ばまで歩くと、前方から十名ほどガラの悪い生徒らしき者が歩いてくる。

打ち止め「なんか、怖い人達が来たよ、とミサカはミサカは少し怯えながら言ってみる」

一方通行「はっ、いつまで経っても喧嘩を売ってくる奴ァ減らネェなァ?」
以下略



268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:42:48.36 ID:p8ddoTvw0
心理定規は能力により操った不良達がトンネル内に入るのを確認した後、すぐに回り道をし、
一方通行と打ち止めが使ったトンネルの入口へと入る。

すると、ちょうど不良たちの一人が能力を使ってトンネル内に壁を作り、一方通行と打ち止めを離れさせたところだった。

以下略



269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:44:12.69 ID:p8ddoTvw0
心理定規は一瞬のためらいの後、ハンドガンを持つ手を握り締める。

が、その瞬間、打ち止めの毛先から電撃が放たれた。

バチリと電撃が当たったハンドガンは弾き飛ばされ、心理定規は咄嗟に手を引っ込める。
以下略



270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:47:10.10 ID:p8ddoTvw0
打ち止め「きゃ!」

心理定規は打ち止めの頭を後ろから地面へと押さえつけ、懐からスペアとして持っていたもう一丁の銃を取り出す。

倒された衝撃からか、打ち止めは気を失ってしまい、抵抗する気配がない。
以下略



271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:49:03.82 ID:p8ddoTvw0
ゆっくりと首に巻きついているチョーカーに指を触れさせ、スイッチを押す。

一方通行「久しぶりに頭に来たなァ」

呟き、手のひらに置いていた小石を指で弾く。
以下略



272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:51:11.72 ID:p8ddoTvw0
後ろで瓦礫の山となり果てたトンネルの一部が不自然に飛び上がる。

その瓦礫の一角が空中で大きく孤を描き、心理定規の真上へと迫る。

心理定規「く!」
以下略



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