過去ログ - ピカチュウ「どうしてこんなにもあの子に会いたいと思うんだろう…」
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37:小説家
2012/08/11(土) 12:58:52.12 ID:A2FhSUQ40
前回までのあらすじ
若い侍はニューラたちをお寺から外へと連れ出し、そのまま森の方まで走っていきました。
一方、お寺の中に入った若い侍は捕まっていたタブンネを救出することに成功した。

フタチマル「怪我はないでござるか?」

タブンネ「はい、大丈夫です」

フタチマル「そうか、それは良かったでござる」

スッ

タブンネ「あ、あの!」

フタチマル「?」

タブンネ「助けてくれてありがとうございます!」

フタチマル「・・・・・・いや、礼には及ばないでござる」

若い侍はそう言って涼しげな表情をした。

フタチマル「早くここから出ないといけないでござる」

タブンネ「・・・・・・・」

フタチマル「立てるでござるか?」

スッ

タブンネ「あ、はい! ありがとうございます♪」

ギュ

フタチマル「急がないと奴らが戻ってくるでござる」
フタチマル「走れるでござるか?」

タブンネ「はい、走れます!」

フタチマル「よし、では行くでござる!」

タブンネ「はい!」

二人は走り出してお寺から外へと出て行った。

タタタタ

フタチマル「・・・・・・・」

タブンネ「・・・・・・・」
タブンネ「(素敵な人・・・・・)」

それから20分後
二人はお寺から大分離れた森の中まで走ってきた。
ここまでくればもう見つかることはないと若い侍はそう言った。

フタチマル「ここまで来ればもう安心でござる」

タブンネ「・・・・・・」

フタチマル「? どうしたでござるか?」

タブンネ「え? あ、いいえ。 何でもありません」
タブンネ「先程は助けて頂きましてありがとうございました」

フタチマル「いや、礼には及ばないでござるよ」
フタチマル「ただ困っている人を助けただけでござる」

タブンネ「そんなことありません! 悪い人たちを相手に一人で戦うなんて立派です♪」

フタチマル「そ、そうでござるか」

タブンネ「あ、申し送れました。 わたし、タブンネと申します。」

フタチマル「拙者はフタチマルという者でござる」

タブンネ「フタチマルさんという名前ですか・・・・・素敵なお名前です♪」

フタチマル「ありがとうでござる」


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