107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 11:01:02.64 ID:QZJMbgLX0
彼女の性格は幼い頃の気の弱かった京子と、中学生の頃の天真爛漫な京子を足して2で割った様な感じだった。今考えると気の弱い京子も天真爛漫な京子も、変わらずに好きだったのだと思う。やっぱり私はその時その時の自然な『ありのままの京子』が好きだったのだと改めて思う。だからあの時、頭を打って強制的に性格が変わってしまった京子を受け入れられずに、その反動もあって京子の事が好きなんだ。と自覚したのだと思う。
そして今。私の前にいてくれる『鏡子』。京子と容姿や雰囲気はそっくりだけど、やっぱりどこか違う『きょうこ』。私はそんな彼女にどんどん惹かれていっている。
それと同時に京子の時みたいに突然どこかに『いって』しまう気がして、時折その時の事が発作の様に脳裏に浮かんでくると、胸がとても苦しくなり掻き毟られる想いに襲われる。
私は何も変わらないなと思うが、此処まで来たらもうしょうがない。と思うしかないと半ば諦観している。
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