過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:23:52.67 ID:+VJVaTs+o
先ほどからの少女のビームで、ビルが崩れたのだろうか。
これでは、この階段を使うことは出来そうもなかった。


この廃ビルでエレベーターなど作動しているわけがない。
以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:25:16.87 ID:+VJVaTs+o
俺はすぐ近くの部屋に逃げ込み、身を潜めていた。


ここまで逃げてくる間に、気付いたことがあった。

以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:26:52.15 ID:+VJVaTs+o
「さあーて、残るはこの部屋だけか。一体どこに隠れているのかにゃーん?」


静かな部屋に、無機質な靴音と、少女の恐ろしい声が響く。
少女はゆっくり歩き、俺の姿を探していた。
以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:29:16.97 ID:+VJVaTs+o
「ふん!!!」

少女は俺の腕を掴み、そのまま片手で俺を壁際に投げつけた。


以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:31:31.88 ID:+VJVaTs+o
「ふん、適当に汗もかいたし、そろそろ片付けて帰るか。」

少女はぽつりと呟き、俺を床に投げ捨てた。

「……ぐ…………」
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:33:29.97 ID:+VJVaTs+o
……???なんだ、こりゃあ?

俺は気が付けば、何もない真っ暗な空間にいた。
光も、音もない。
俺の意識だけがそこにあるような状態だった。
以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:34:43.62 ID:+VJVaTs+o
勿論目の前のこいつが飾利のわけはない。大方、幻の類だろう。

本人は今も学園都市の外で暮らしているのだから。

だが、わざわざ飾利の姿を取って俺の前に出現するとは、幻のくせにサービスが行き届いてやがる。
以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:39:00.17 ID:+VJVaTs+o



『…………fhbdosfhvn .xghhloaifhdhnvg;asroltjs;,c/zsdrpt6i435fnva:/ou4hrnw;ngwo;o5ujhtwnfg;se5uj;tfnsgr8g5h48g48h4sh4d9w
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以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:39:57.18 ID:+VJVaTs+o
な、何だ?こいつは何を言ってやがる???

目の前の『飾利』が発した言葉は、何らの法則性も見出せない、理解不能な言語だった。
全く意味が分からねえ。そもそも意味なんかあるのか?

以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/05/24(木) 21:41:46.42 ID:UoV1fH05o
おーい志村ー未元物質じゃなくていいのかー


122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:42:17.68 ID:+VJVaTs+o
その翼を見た瞬間、俺の中の何かが覚醒した。


さっきまで意味が分からなかった『飾利』の言葉が、手に取るように理解できた。
俺は『飾利』の発する異界の言語を、頭の中でこの世界の言語に翻訳していく。
以下略



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