過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/20(日) 21:20:32.27 ID:agNjdrWPo
今日はこの辺で。

今週中には完結できる……と思う。


54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:21:19.40 ID:vLaUGEUOo
>>1です。

今日も今日とて投下。


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:27:14.63 ID:vLaUGEUOo
それは、ある日のこと。

学校で友達と、いつものように馬鹿な会話に興じていたら、突然担任に呼ばれた。

俺は今日はどんなことで怒られるのかとうんざりしながら職員室に向かった。
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:29:18.10 ID:vLaUGEUOo
俺はその日は早退し、駆けつけた親戚と、遺体が安置されている病院に向かった。


病院に着き、霊安室に向かう。
そこには、かつて俺の親父とお袋『だったもの』が安置されていた。
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:29:43.39 ID:vLaUGEUOo
別に、何の感慨も無かった。

悲しいとも、寂しいとも感じなかった。


以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:31:36.16 ID:vLaUGEUOo
親父とお袋が死んだということで、俺の家には親戚が多数集まっていた。

中には、「こんな奴いたか?」というような自称親戚も多数いた。


以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:32:29.69 ID:vLaUGEUOo
それもそうか。

親父達がいくら溜め込んでいたかは知らねえが、俺が介入すれば遺産の分配は荒れる。
いくら俺がガキといっても、実子である以上その意見が民事で全く受け入れられない訳はねえ。
なら、最初から俺の存在を抜きにして、『公平』な話し合いをしたほうがいいだろう。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:33:53.39 ID:vLaUGEUOo
別に親父達の遺産になど興味はない。
相続争いでも何でも勝手にやっていればいい。


だが、この状況では、俺の辿れる道は限られてくるのは問題だ。
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:36:54.95 ID:vLaUGEUOo
ある日の深夜。

「おじさん、夜分遅くにすみませんが、少しよろしいでしょうか。」

俺は2枚の切り札を携え、家に(勝手に)宿泊している、親戚の男の部屋を訪ねた。
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:38:23.68 ID:vLaUGEUOo
「……ふぅーーー、うまい。それで、どこまで話したかな?」

男はグラスに注がれた酒を一気に呷り、赤らんだ顔でこちらを向いた。


以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/21(月) 21:39:43.23 ID:vLaUGEUOo
さて、そろそろ頃合いだ。

「話を戻します。その件について、是非僕のほうからおじさんにお願いしたいことがあるのですが。」

そう言って俺は、机の上に一冊の資料を提示した。
以下略



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