過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その5
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253: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/26(火) 21:03:47.52 ID:IMEehAkAO

あの日以来、男くんは部屋の隅ではなくベッドの傍に座り込むようになっていた。

相変わらず何をするわけでもないけれど、話かけるとほんの少しだけ会話が成り立つようになっていた。
あの日のような事が起こらないよう、テレビはあまり見ないようにした。
以下略



254: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/26(火) 21:05:34.81 ID:IMEehAkAO

○月×日


今日は男くんといっしょにさんぽに行った。
以下略



255: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/26(火) 21:07:22.58 ID:IMEehAkAO

この日は身体の調子が良く、窓から差し込む風も穏やかで良い天気だったので久しぶりに散歩に出かける事にした。
といっても、一日の殆どをベッドの上で過ごしている私はあまり外を知らないので、自宅の隣にある公園くらいしか行けないのだけど。

男くんが初めて笑ってくれたあの日以来、男くんはときおり笑顔を見せるようになっていた。
以下略



256: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/26(火) 21:08:50.32 ID:IMEehAkAO

○月×日


お父さんと男くんと、外にごはんを食べに行った。
以下略



257: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/26(火) 21:11:30.14 ID:IMEehAkAO

この日はお父さんが久しぶりに早く帰ってきてくれたので、家族3人で食事に出かけた。

男くんが傍に居てくれた事が影響したのだろうか、この頃私の体調は若干良くなり、ほんの少しだけベッドから離れる時間が増えていた。
お父さんは少し心配していたけど、お願いして外に連れて行ってもらったのだ。
以下略



258: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/26(火) 21:14:58.30 ID:IMEehAkAO
本日はここまで。

一応予告通り深夜にて中編を掲載中です。

jbbs.m.livedoor.jp
以下略



259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/27(水) 04:50:34.09 ID:Zrnr0p3do



260: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/27(水) 21:03:10.81 ID:11Go0j4AO

○月×日

男くんと遊んでいると、こわい人たちがうちにきた。

以下略



261: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/27(水) 21:06:08.71 ID:11Go0j4AO

この日は雨で、男くんと二人トランプをしていた時だったろうか。
めったに人の訪れない我が家に、突然インターフォンの音が鳴り響いた。

私がインターフォンに出ると、知らない人たちが男くんを出せ、と喚き立てていた。
以下略



262: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/27(水) 21:10:35.93 ID:11Go0j4AO

○月×日

今日は初めての遊園地。

以下略



263: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/27(水) 21:15:01.28 ID:11Go0j4AO

再びお父さんの休日がやってきた。

最近ではずいぶん身体の調子が良くなり、一日の殆どをベッドから離れて生活することが出来るようになっていた。
病は気から、とは言うが、本当にそうなのかもしれない。
以下略



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