過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その5
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373: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:16:25.56 ID:7Q2A+lyAO

男くんの命を守る為。

そんな事情はさておき、きっとこの時のお父様は私の事だけを考えて下さっていたに違いない。
だって、私は男くんと会うのが怖かったから。
以下略



374: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:17:11.47 ID:7Q2A+lyAO

○月×日

お父様の医療設備が屋敷に運び込まれた。

以下略



375: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:21:21.03 ID:7Q2A+lyAO

屋敷の書斎近く、日当たりの良い一室。
その部屋が、これからはお父様の病室として利用されることになった。

ナースコールを備え付けたベッド、まだ何もぶら下げてない点滴台、何に使うのか良く分からないゴチャゴチャした機械。
以下略



376: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:22:31.50 ID:7Q2A+lyAO

○月×日

久しぶりに夢を見た。

以下略



377: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:26:48.07 ID:7Q2A+lyAO

その日は前日のメイドによる性教育のせいで少し寝不足気味だった。

午前中はお父様はお仕事をされていて書斎に篭られていた為、お父様のお部屋に飾る花を摘みに庭の花壇を散策していた。

以下略



378: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:28:42.08 ID:7Q2A+lyAO

○月×日

男くんとの再会まで、残り1ヶ月。

以下略



379: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:31:57.16 ID:7Q2A+lyAO

冬が終わり、もうじき桜が咲き始める頃。
ついに約束の時は近づき、夢にまで見た男くんとの再会は間近となっていた。

最近、お父様の病状は進み一日の半分を病室で過ごすようになっていた。
以下略



380: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:34:14.04 ID:7Q2A+lyAO

私が気になったのは、この二人……いや、私の推測が正しければ、この一人なのだ。

一人、つまり同一人物。

以下略



381: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:35:34.25 ID:7Q2A+lyAO

○月×日

いよいよ明日、男くんに会いに行く。

以下略



382: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/03(火) 21:38:45.59 ID:7Q2A+lyAO

お父様の告白からあっという間に半年が過ぎた。
いよいよ、許婚として男くんと再開する日が翌日に迫っていた。

この日、お別れ会としてお父様を初め、屋敷の皆で夕食を取ることになった。
以下略



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