64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:27:32.73 ID:pXl8hg5Jo
紬「ところで、お父様。ちょっとお聞きしたいことが」
紬父「ん? なんだ、言ってみなさい」
紬「お父様とお母様の出会いについて」
紬父「ふふっ、そうか。紬もそんな年頃か」
紬母「アナタ 恋愛ニ 年齢ハ 関係アリマヘーン」
紬父「それもそうだな。恋に年齢制限は無いな」
紬「実は先程斎藤にお父様とお母様が結婚するにあたって
お祖父様と喧嘩なさったと聞いて」
紬「それほどまでにお父様を突き動かすものが何なのか気になって」
紬父「んん、そうだな。私はどちらかと言えば直感で動くタイプだったからな」
紬父「恋というのは予告もなしに突然はじまるが
予感というものは漠然とあるような気がする」
紬父「あれはまだ車も電話もないような時代だったか」
紬母「イツノ 時代ノ 話ダッチャ」
紬父「もとい、電気自動車も携帯電話もまだ普及してないような頃だ」
紬父「私はいつものように港の埠頭で海の男ごっこをして暇を潰していた」
紬「……本当にお暇だったんですね」
紬父「いや、これが父の日課だったのだ」
紬「そうですか……」
160Res/113.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。