197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:34:02.42 ID:l9ykQD6T0
「真、あなたの躰のことは、
私が一番良く知っているのですよ。
それはもう、隅々まで……」
言いながら寄って来た姫はとてもいい香りをさせている。
普段のものとは違うお香のようだ。
「そ、そろそろ、嫁御詣でに行かねばなりませぬゆえ……」
自分でも訳の分からない言い訳をして、この場から逃げようと立ち上がった。
「そのような者はおりますまい。
どこへ行こうと言うのです?」
「はあ、実は最近知り合うた者でしてな、
これがなかなかの美人。
気性も温和で、私の好みに合いました」
「戯言を。
では名前を言ってごらんなさい、
手の者に斬らせますから」
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