45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/24(木) 00:19:32.13 ID:GqizOqNDO
〜 村の外、野原 〜
錬金「ふう、まさか姫様にこんな才能があるとは」
姫「ふふ、褒め称えて良いぞ?」
錬金「商人たちにカモられた挙げ句、食料品だけに金貨十枚も払っておいて威張らないでください!」
姫「む、むう……それは確かにすまなかった」
しゅんと姫はうなだれる。
そのしおらしい様子が心苦しく、錬金術士は思わず目を逸らした。
錬金「ま、まあ、コイツのおかげで腐らせずには済みそうですがね」
トカゲ「きゅー!」
姫「お、おお! 美味そうに食べているではないか! コイツは何でも食べるのか?」
錬金「雑食ですからね、基本的に何でも食べるはずです」
姫「そうか、何でも食べるのか。元気だな、うむ」
錬金「でも、木箱はさすがに消化出来ないと思いますが……」
トカゲ「きゅー!」
バリバリと木箱ごと食料品を食べていたトカゲが、それはそれは満足そうな鳴き声を1つ上げた。
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